神様からのギフト
神様からのプレゼントに気づく
すでに受け取っていた神様からのギフト
65歳が務めていた会社の退職年齢でした。
しかし65歳で退職する人はほとんどいませんでした。
ほとんどの職員が臨時職員として1年契約で、1年ごとに契約を更新して働き続けていました。
私も何の迷いもなくそのつもりでいました。
まさか神様からのギフトをもらい、退職し人生をがらりと変換できるとは思いもつきませんでした。
神様からのギフトは、一見不幸そうな顔をして意地悪そうに訪れるそうですが、私の場合もそうでした。
青天の霹靂でした。
神様からのギフトは、今までの人生の中でも最悪な状況でやってきました。
そうでもしなければ、私が退職して人生を変えることはないと考えてくれたのでしょう。
その通りでした。
私は考え抜いて往生際が悪く、考え抜いて最後の最後にやっと決断して退職したのです。
のちになって、その決断が本当に私にとって大事なことだったということを理解しました。
人生の方向転換と変化
神様からのギフトは、夫の病気という形でやってきました。
それが、幻覚や妄想を伴う精神的な病気だったのです。
まったく、私の人生にこういうことが起こるのかという、青天の霹靂でした。
神様からのギフトは、ちゃんと理解しなければただの最悪な状況で終わってしまいます。
私はその時、神様からのギフトについては全く気が付きませんでした。
しかしそのことがあったからこそ退職できて、返って良かったと思えたので幸いでした。
お陰様で、結局私はその後の人生を、それまでの人生とはまるで違ったように生きることができています。
仕事ではなく、自由に好きなことをして過ごせています。
同世代で今でも働いている人を見ると、気の毒なようにも思います。
神様からのギフトを受け取っていなかったら、私も一生涯働きどうしだったかもしれないのです。
たくさん受け取っていた神様からのギフト
退職して人生の転換をできたことについては、夫に感謝しています。
そのことが本当に神様からのギフトだったと知ったのは、引き寄せの法則について少し知ってからです。
今までの人生の中で不幸な顔をして訪れていたことは、もしかしたらすべて神様からの贈り物だったのかもしれません。
不幸な顔をして訪れて、この道は間違っているから引き返すようにと、私に知らせてくれていたのかもしれません。
又はその考え方は違っている、その行動は間違っていると教えてくれていたのかもしれません。
遅ればせながら、今なら全てが神様からのギフトだと理解できます。
「この問題は神様からのギフトに違いない。いったいどのようなメッセージを伝えようとしているのか」と考えるに違いないです。
神様からのギフトは、ほとんどが良くない顔をして訪れます。
見逃さないように注意して、無視して通り過ぎないようにしたいものです。
せっかくのプレゼントはもらわないともったいないです。
きちんと受け取って、幸せに変換したいものです。